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透析看護師 新卒でスタートするのはどうなの?
透析看護師は新卒で採用されることは少ないです。病院であれば、新卒の採用先は病棟、救急外来、オペ室が多いですね。しかし、全くないわけではありませんし、希望して新卒で透析を行う看護師もいるでしょう。その場合に注意する点などを伝えます。
透析看護師 新卒での採用はほとんどない
透析看護師は新卒での採用はほとんどありません。まず、看護師の新卒としての就職先に大学病院や公的病院、総合病院などがあります。
こういった職場では、病棟での採用がほとんどで、数人が救急外来やオペ室の配属となります。ちなみに、自分で選択、希望することはほとんどできません。職場主導の配属先決定です。
しかし、希に新卒で透析看護師として勤務するケースもあります。これは、新卒として就職した先が透析を専門的に行っている病院であるケースです。
透析クリニックは新卒の採用はほとんどしませんが、透析専門の病院は新卒の採用があるところもあります。
ただ、この場合でも病棟の配属になるケースが多いです。とは言っても透析専門の病院ですので、透析を受けている患者様が多く、病棟であっても透析の知識を吸収することができる環境にはあります。
つまり、透析の勉強を新卒からしたいのであれば、透析専門の病院で勤務することが望ましいですね。
最初から専門性を身につけるのも良いですが、やはりまずは基本的なスキルを身につけるために、病棟などで勤務をする方が無難と言えます。
中にはオペ室に新卒で配属になった看護師が、10年後に病棟で勤務したいと思った際に、なかなか難しいという状況になることがあります。
ベースとなるスキルは病棟で学べるということを認識しておくと良いでしょう。
透析看護師 新卒は少ないが第二新卒は結構多い
透析看護師を新卒で目指すケースは少ないですが、第二新卒で目指す看護師は多いです。この第二新卒というのは、多くの場合として大学病院や公的病院での勤務が合わなくて半年くらいで退職した看護師です。
そういった看護師の次のキャリアとして透析を希望するケースが多いということなのです。理由としては、年収面と専門的スキルが身につくというところに魅力を感じていることが多いですね。
しかし、第二新卒で採用してくれる透析室はそう多くありません。そもそも新卒の受け入れが少ないということは、新卒向けの研修体制もほとんどありません。
つまり、第二新卒で入職すると、しっかりとした研修体制がないため、大学病院や公的病院よりも、仕事を覚えることが大変かもしれません。
そういった状況でも透析看護師になりたいんだ、という希望があるのであれば問題ないですが、年収面や専門性だけで選択すると、また早期退職になってしまう可能性が高くなります。
透析看護師 新卒で成功するためには?
透析看護師に新卒からなりたい、そして成功したいという看護師は、どれだけ仕事ができなくても、患者様から暴言を吐かれることがあったとしても心が折れない、それだけの覚悟が必要です。
そして、1年である程度戦力となれるようにしましょう。1年で戦力になることが大切ではなく、1年で戦力になっていこうとする過程が大切です。
どうしても病院の病棟などと比べると、新卒の研修体制がありませんので、自分で目標を立てて、自分で進んでいくことが大切なのです。
また、患者様にも教えてもらうという気持ちが大切です。病棟勤務であっても、患者様から学んで成長している、と考えている方もいるでしょう。
透析室の仕事に関しては、本当に患者様に育ててもらいます。というのも、患者様の方が透析に関して詳しいくことが珍しくないからです。
10年以上同じ透析室で透析を受けていることもあり、そういった方は、従業員の誰よりもその透析室のことを知っていたりもします。
よって、透析室で勤務をする場合には、同僚に受け入れてもらうだけでなく、患者様にも受け入れてもらうことが大切なのです。
こういったことを知った上で透析室の求人を探すのであれば、看護師転職支援サイトを利用すると良いですね。新人研修がなくても、出来るだけ研修体制が整っている職場を教えてくれます。
やりたい気持ちが強ければ、スタンダードな形、しっかりとした研修等がなくてもやっていけます。透析看護師に新卒で目指すのは、まさにそういったことです。
執筆者情報
透析は看護師の転職先としてオススメ!?編集部
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