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透析看護師の離職率は実際に高いの?
透析看護師の離職率は病棟と比べて低いということはありません。しかし、病棟のような数年勤務して他の職場も見てみたいという転職は少ないですね。よって、長く勤務している看護師も結構多いのが透析室の一般的な特徴と言えます。
透析看護師の離職率はあまり当てにならない?
透析看護師の離職率はそれ程高くないところが多いと思います。実際に、病棟の方が離職率は高いです。
しかし、離職率が低ければ定着率が高いのかというと、それはまた話が違ってきます。情報として離職率が低いと定着率が高いと考えがちなので、そこは注意が必要です。
透析看護師は、定着すると長く勤務するのですが、定着するまでが大変な診療科目です。
病棟だと経験3年目などでの転職が多いのですが、透析看護師は1年未満か5年以上というくらいに考えておくと良いでしょう。
もちろん、透析看護師でも経験3年目での転職もありますが、絶対数が少ないのです。転職のサイクルの違いとして認識しておくと、透析看護師になった時にびっくりしないですみます。
離職率も定着率もですが、平均値になっていることが分かりにくくしています。平均値ということは、例えば1年で退職、10年で退職の2人の平均は5年で退職です。
この数字は全く別物になっていますよね。極端な言い方をすると、5年で退職している看護師は1人もいないのに、ということになります。
離職率などでも同じことが言えますね。高ければ悪い、低ければ良いではなく、何年くらい在籍しているスタッフが多いのかなどの情報の方が、実際には参考になるかもしれません。
1つの情報だけではなく、その情報から何が分かるのか、そしてどういった情報を組み合わせると、より多くの情報を得られるのかなどを考えると良いでしょう。
透析看護師 離職率はある程度あった方が良い?
透析看護師の離職率は低い職場が良いという認識があるかもしれませんが、実際のところはある程度離職率がある職場の方が、仕事がしやすいかもしれません。
離職率が高い職場を選択しろ、というわけではありません。ある程度離職があってスタッフの入れ替わりがある職場の方が良いということです。
ニュアンスが難しいですが、入れ替わりが激しいのは問題なので、適度に入れ替わっているというのがベストですね。
これは、お局さんがいる職場は勤務しにくい、ということから言えることです。そして、スタッフの入れ替わりがない職場では、お局さんとその取り巻き存在がある可能性が高いのです。
お局さんがいるかどうかは、離職率では分かりません。ただ、全く離職がないよ、という職場では、お局さんを中心とした組織が出来上がっていることが多いのです。
もう大体お分かりだと思いますが、お局さんの存在はそれ程問題ではありません。中心とした組織が構築されているかどうかが問題なのです。
構築されている職場になると、外部のやり方を全否定されることがあるため、例えば透析経験者はなかなか馴染めません。
離職率は働きやすさの参考指標にしていると思いますが、こういった見方も必要ですね。
透析看護師 離職率よりも生の声を
透析看護師の離職率を情報として収集し、それに従って転職先を探すよりは、生の声を参考にした方が間違いがないですね。
生の声というのは、実際に勤務している透析看護師の声です。こういった生の声を収集しているのが、看護師転職支援サイトです。
看護師転職支援サイトには、実際に勤務している看護師からの声が集まってきます。紹介実績があれば自然と情報が入ってきますよね。
また、その職場に勤務している看護師が転職を考え、看護師転職支援サイトに登録していることもあります。
こういった時には、通常だとあまり聞くことができない、デメリット部分を把握することができます。
転職先を探す際に、出来るだけデメリットの部分も把握しておきたいですよね。デメリットが問題ないということであれば、転職に失敗する可能性はかなり少なくなりますから。
このように、離職率はあくまで参考資料の1つと捉え、それよりも生の看護師からの情報や、定着率なども含めて検討することが大切です。
客観的な視点を持つことが必要ですね。
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透析は看護師の転職先としてオススメ!?編集部
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